今回三人目の出産を終えました。もともと子どもは三人欲しいと思っており、妊娠した時に今回が最後の出産になるかもしれないという思いから自宅出産を強く希望しました。
1.家族みんなで出産のときを迎える
2.長男が妻帯を切断する。
3.整体出産をする
この3つができたのも、自宅出産だったからだと思います。
自宅出産をするにあたり、自然なお産で有名な吉村医院の吉村先生の本を何冊か読みました。そして、医療処置が全くない自然なお産を経験し、本に書いてあった通り生まれてすぐの赤ちゃんがとても落ち着いていて良く眠ることに驚きました。赤ちゃんは大きな声で泣いて生まれるのが元気な証拠と思っていたのは違うのだと思いました。
長男、次男と出産した際の分娩代に乗って上向きでの出産が非常に辛いものでした。
今回は畳の上で自分の好きな姿勢での出産で助産師さん、夫、みんなが私の楽なように合わせてくれたので負担も少なく今まで出産で感じた辛さはありませんでした。
全員が私だけのために全力でサポートしてくれるというのも自宅出産ならでは・・・とても心強かったです。
全てが上の子ふたりの病院でのお産と異なっていたのですが、特に感動したのがカンガルーケアでした。病院は全ての処置が終わってからのカンガルーケアだったのに対して今回はへその緒がついたまま、本当に生まれてすぐに胸の上にきた我が子のぬくもりは何ともいえない、とても幸せを感じられました。
生まれる瞬間に助産師さんが子ども達に「赤ちゃん出るよ!集合!」と言った時、それまで遊んでいた子ども達が助産師さんの横に座り生まれる瞬間を見ていてくれました。
まぶしくて眉間にシワをよせた顔で赤ちゃんはでてきたそうです。
小学1年生と幼稚園の年少の男の子に命の大切さ、兄弟が生まれるという事を言葉で説明してもなかなか伝わらないと思います。一生のうちで数回しかないお産。その時ぐらい一番ワガママに自分らしく、そして自分自身が満足できるお産であるべきだと改めて思いました。
陣痛中は本当に痛いしお産の度に「女に生まれてよかった~!!」と思えています。
素敵なお産のサポートをして下さった加藤さん、渡さん、高崎さん、そして夫と子ども二人に感謝の気持ちでいっぱいです。